Madagascar / Spirit Of The Street


いつやったかな、上野のソウルバー“Bar Slow Dance”で呑んだとき流れていて、尋ねて知ったMadagascar。
当時はファンク探求心が旺盛だった。このアルバムを聴いたときも、まだまだ知らないアルバムいっぱいあるな~と、更に勉強しよっと思ったもんやったw

1年ほど前、リシューを鬼のように排出しているFTGから再発されました。
若き日のGerald AlbrightやLAのスタジオミュージシャンが集合したバンドMadagacar。ボーカルにはBilly Griffinも参加しています。
ジャジーでソフィスティケイテッドされたサウンドはどキツくないファンクでかっこいいです。モロE.W&Fなナンバーには苦笑してしまいましたが、快活で歯切れの良いサウンドは自然にのれますね。
オレンジ色のゆりの花びらがアクセントとなったジャケットもグッドですね。

Calloway / Let’s get smooth

大阪にいた時、よく心斎橋のTowerと梅田のHMV、そして阪神百貨店のBreezeにCDを買いにいってた。もちろん営業の次いでだ(笑)
その当時、新譜の品揃えはTowerが早かったように思える。今はAmazonでしょうか(笑)
リテイルショップはストックを持ってやらないといけないので、自ずとセレクトして仕入れるわけであって、品番の多いCDはやりにくいでしょうね。
バイヤーのセレクト意識が強いショップは面白い、そんな時代は遠い昔ですかね。

さて、きょうはCalloway。これは心斎橋のTowerで買ったと思う。Towerは品揃えは良かったんやけど、バイヤーのひとことコメントなんて全くなかったので、買う方がある程度認識して選ばないといった感がありましたな。

2作目なんですが、今リストを見ると、曲数大過ぎ!Interlude含めて17曲って。アルバム単位で聴くときって12曲くらいが適当やと思う。
やはり散漫な印象なんですが、このひと達、Midnight Starの時代が全盛期なので、92年という時代からの凋落か、ファンクネスは陰を潜め、逆にバラッドが良かったりする。1stでも甘ったるいバラッドで聴かせてくれたが、このアルバムでもGerald Albrightが珍しくソプラノサックスを吹くI Desire You、まったりスロウFeel Like A Woman、イントロが素晴らしいSet The Tableと珠玉なスロウが後半に散りばめられている。

この後、Reggie Callowayがソロ作を出すが、ふたりの活動はここまで。バラッド中心でいいので復活して欲しいふたりである。

AC BLACK / AC BLACK

AmazonでAC BLACKを検索するとハードロックのAC/DCがドサーンと最初に出てくる(汗)
このバンド、まあ所詮それくらいの知名度なのであるが、けっこう熱いボーカリストがいるので忘れるのにはもったいないよ。
AlvinとCalvinという名のBlack兄弟が核の7人バンド。ACってのはそれぞれの名字からとったのかな。
アルバムは1989年、MOTOWNからリリースされている。

#4 Emotional Feelingsのスウィートコーラスグループを彷彿させるナンバーが最高。80年代のファンクバンドのアルバムはとかく、甘いスロウが必ず1曲挿入されている。それを模しているのか、いやスロウのほうが得意なのか、時代が時代だからファンクっぽいカラーでは打ち出しにくいだけに、貴重なナンバーともいえる。Cameoっぽいソリッドなパーカッションが冴える#5 I Need You Here、Gerald Albrightを迎え、トワイライトに走る高速で聴きたい#12 I’m Just A Manとミッド・スロウに聞き逃せないアルバムである。

By All Means / Beyond A Dream

Johnny Gillが訴えられたことや、発売時期が微妙なこと等、考えたらしんどくなってきましたので、もう忘れることにします(笑)
発売されなかったら、しゃあない。それまでですわ。そりゃ、レーベルの問題やろうけど、ファンとしたらそんな今更イザコザやっとらんと、契約する時に業界的に安定してそうなKedarとかShanachieあたりであっさりしとったら問題なく発売されとったやろにアホ、てな感じです。

さて、きょうはBy All Means。
わたしの一番好きなグループのひとつです。
どうにも引退後の趣味が掴みにくいJimmy Varnerと核となる敏腕プロStan Sheppardが制作に関わった3人組。
Jimmy Varnerは自ら中心に。Stanの兄弟、Billyがメンバーに。あと当時のJimmyの嫁はんLynn Roderickが紅一点の計3人です。
Stan Sheppard & Jimmy Varnerでのプロデュース作品は、ほとんど聴いてきましたがやっぱり自らのグループは表現力がダイレクトでいいですね。
このアルバム”Beyond A Dream”は89年リリースの2nd。
江坂 Boomin Hall (現在は名が変わってるもよう)でのライブ、ラストはLet’s Get It Onでした。マーヴィンのカバーだからうけたのでしょうけど、えらい盛り上がりやったなと記憶に残っておりまする。
#5 I Think I Feel In Loveが真骨頂を発揮したナンバーでしょうか。続く#6 Stay With Me Tonightとのコンビネーションが素晴らしい。By All Meansサウンドには必ず出番のひと、Gerald Albrightがサックスでエロく絡みます。

店頭で見かけたら購入していたので、いつのまにか4枚ありました(笑)
グループとしては絶頂期のアルバムでしょう。

Gerald Albright / Dream Come True

 

Gerald Albright、90年リリースのDream Come Trueです。
1曲目にはJohnny Gillの名曲My,My,Myをカバー。このナンバー、原曲でのサックスはご存知のとおりKenny Gでした。もちろん原曲が偉大なだけにKenny Gを否定することはないですが、Albrightが吹いていたらどんなナンバーになっていたんだろうと想像をするだけで、ワクワクしたものです。こちらカバーは旋律をもなめらかに、そして時に感情を込めたフレーズをも。このナンバーにバックボーカルをJohhny Gillならどうなってだろうと妄想すると鳥肌が立ちます(笑)。

アルバム中盤にはChuckii BookerとのKickin’ Itが。これもライブではお馴染みのファンキッシュなナンバー。タイトルナンバーDream Come TrueではPaul Jackson Jr.の抑え気味ながら、絶対的な存在感のカッティングギターが聴けます。

いやぁ、聞き返すと素晴らしいアルバム。またこの時代もそうですが、ブラコンナンバーにはAlbrightのフレーズが加わるだけで、一気にグレード感が増していました。間奏部分に登場するのがほとんどですが、その短いパートに全体の曲調にあったフレーズとオリジナリティを融合したプレイは感動的です。