Larry Graham And Graham Central Station /‎ My Radio Sure Sounds Good To Me

GCS

週明けは都内も大雪という天気予報。ああ、雪が積もれば、そして凍結すれば履く靴がないなと嘆く今。何年か前に滑って転んで腰うったんよな。だから最近雪に対してはネガティブな思い出しかないw ソールがしっかりビブラムのようになってるものでレインブーツならいいのか。買いに行くの面倒だし、近いものを下駄箱をもう一度見回して用意するかな。

天気で悩んでもしゃあない。ここは明るく能天気にファンクで弾けちゃおうw
グラハム・セントラル・ステーションのこのアルバムで。なんといっても”POW”だ。ラジオ型宇宙船?からラリーを筆頭にバカ騒ぎするバンドのお祭り。スラップベースのお手本といわれるこの曲、ベーシストは必ずコピーするらしい。ラリーの酔っ払い歌唱法ともいえるボーカルもこの曲だけでなくアルバム全体に行き渡り、もう普通のテンションでは聴けない。
スロウもしっとりといったスロウではない。Is It Love?の泣きのギターはアイズレーを彷彿させるが、ボーカル自身が下町で流しをやってる演歌歌手のようでもあるので、こちらとしては笑けてくるだけなのだ。
気持ちを吹っ切りたい、ハイテンションになりたい、そんなひと時を引き出してくれるアルバム。

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The Time / What Time Is It?

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ザ、ミネアポリスサウンドのタイムです。Morris Dayがフロントマンでありますが、スペシャルなギタリストJesse JohonsonとサウンドメーカーJam&Lewisが在籍するバンド。
プリンスの舎弟バンドでしたが、いろいろ揉め事があり不仲だったようですね。
ネーミングの利権問題でバンド名を語れないこともありましたが、プリンスがお亡くなりになってからはどうするんでしょうかね。

このアルバムは俺の中のタイムで好きなアルバムです。
なんだかミネアポリスサウンドってつかめないところがあるのですが、このアルバムは歴代のファンク要素も垣間見るサウンドなので、馴染みやすいと思います。
当時いたずら電話もあったという”777-9311”のソリッドなファンクに実力が凝縮。スピーディな流れなのにまったく音のズレがないクールなサウンド、これこそタイムでありますね。
スロウでは”Gigolos Get Lonely Too”がなかなか。うーむ、やはりプリンスのナンバーっぽいw

The Walk、これもいい、フロアうけするナンバーだね。

Jimmy Scott / Games

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日照りのいい日が続きますね。完全なる冬の到来で乾燥しています。また風邪を繰り返さないように喉には注意。お茶のカテキンがいいみたいですよ。

きょうはJimmy Scott。マイナーモダンソウルです。
ミシガン出身で地道な活動のうえ数枚シングルをリリース、このアルバムは日本のWAX TRACKSによって90年に配給された編集盤ですね。
Chapter8と関わりがありメンバーのMichael J.PowellやDavid Washingtonがプロデュースしています。とはいいましてもどこかチープな印象があるのが制作費のなさでしょうか。マイナーレーベルのサガでしかたないですね。
わたしはこのアルバムではスペイシーなシンセサウンドが魅力的なスムーストラック”Can’t Say No”や、まさにChapter8的な佇まいのナイスミッド”Never Say Never”、そして夕暮れの陽だまりのように穏やかなソウル”Take A Chance”がお気に入りです。
どんなシチュエーションでも柔軟にこなせる豊かな喉の持ち主、Jimmy Scott、隠れたシンガーですがプチおススメですw。

Marz / Make It Right

Make-It-Right

新年皆様どうお過ごしでしょうか。今年は三が日しか休みがなく、仕事始めの前日が明日となればそろそろ社会復帰モードでテンションや身体の調子を整えなければいけませんが、酒をくらい過ぎて無理ですw
御節も1日で飽きましたので、今晩はキムチ鍋にしようと思います。だからまたビールを飲み過ぎるでしょうし。ま、いっかw

年末、一年通してここのブログも相当放置してる状態だったもんですから、久々解析してますと、普段30人くらいの方々が訪問していただいているようです。その昔、100人ほどがアベレージだったので激減してますが、1ヶ月に一度くらいしか更新しないこんな、くそブログにお越しくださるだけでも、ほんとありがたく、逆にすみませんといった気持ちです。そういうことで、たま~に今年も更新していきますので、かわらずの御愛顧よろしくお願い申し上げます。

さて今日はファンクを。
MARZです。
自分はファンク好きにも関わらず、まだまだ奥深く聴いてないので知らないバンドが多いです。今では若い方々のほうがレアグルーヴものなどに詳しく、そういう人々にご教授いただきたいくらいです。
このMARZもたまたま寄ったソウルバーで知りました。おそらくガイド本とかでは紹介されていません。もしかしてどうでもいいB級バンド?と見過ごしがちですが、それは大間違いでした。後で知ったんですが、なんとプロデューサーは大好きなバンドStarpointのプロデューサーであるLionel Jobです。俺が愛する4大スタポ名盤www、Wanting You・All Night Long・It’s So DeliciousIt’s All Yoursの製作者であり、Bert RobinsonやCliff Dawsonなども手がけた敏腕プロデューサーです。
内容はといいますと、スタポより若干ファンク度指数が弱いです。なんといいますか、突き抜け感が全曲に通してないです。が、ですよ、ここはB級の味わい深さw、何度か聴いてるうちにするめのように味のでるナンバーに感じてくるのです。
スロウが抜群にいい。まずStay With Me。コーラスがDeBargeのように自然であり、リードボーカルへの支え方が絶妙で時折ファルセットが交錯するシーンなんて最高。この曲だけでもアルバムは買いといっても過言ではないよ。もう1曲、女性ボーカルが哀愁漂うピアノの旋律をバックに滔々と歌い上げるYou Got Me Crying Againが最高。StarpointのRenee Diggsに負けてないぞ。
ファンクではチープなシンセとP風のコーラスがどうしようもなくB級なSeriouslyや、スラップベースが暴れまくるMove It,Groove Itなんぞがフロアばえしそうだ(フロアでこんなのかからないだろうけどw)

なんとまぁ、お調べするとこのMarz、今月、再発にてCD販売されるようだ。もちろん俺は購入するが、怖いものみたさのファンク好きの方にもおススメするよw

AHMIR / AHMIR (New Album of 2017)

オリジナルアルバムのリリースがなんと10年ぶりというAHMIR。もともとYouTubeで実力を知らしめた、たたきあげのコーラスグループ。メンバーはボストン大学の音楽専攻出身や教会の合唱団に所属していたなど、本来の素養をもって結成された実力派。
俺はまったく興味なかったのだが、2007年のオリジナルアルバム販売以降、なんと日本企画のカバーアルバムを10枚もだしているようだ(間違ってたらごめん)。歌唱、コーラスが魅力的ということでよくもまあ企画販売できるもんだが、メンバーもメンバーだね。そこそこ銭になったのかなw。自分はアルバム単位でのカバー集など、AHMIRに限らず他のアーティストでもあまり興味がないので、まったく購入、聴かなかったのだがいいのあったんでしょうか。

昨今、Jodeci、112やJagged Edge、はたまたSilkなども復活アルバムをだせる時代になりコーラスグループ好きな俺にはいい傾向なのだが、若手でこいつらヤベえなというグループが皆無なのが寂しい。やはり、クラッシックなソウルの要素を保つのは売れ路線にならないだろうか。MOTOWNやLaFace所属といった、大勢の90年代初期が懐かしくも寂しくもあるよ。

AHMIRはもう若手とはいえない年齢になり、前者のグループと同じく、日本企画を別にすれば復活アルバムという佇まいでのリリース。狂いのない整合性のあるコーラスや実直なリードを保っているのには感嘆した。自分は荒ぶるバリトンや女々しいファルセットが好物なのだが、ここは封印したよ(笑)。

CDなのだが、いまのところCD Babyにて購入できるが、日本での流通はほぼ皆無。なんでアホほど日本企画を売っていたレーベルがここでバックアップしないのが不思議でもあり残念。こういうオリジナルを細々でもお披露目する役割を日本にもあってほしいね。

さて、2017の更新もきょうで終わり。あまり更新ができなかったけど、新旧問わずR&Bを存分に聴いていこうというテンションは保ち続けたいね。ここに寄ってくださる方々、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

Naul / GLORIA

昨日、Twitterにてソウルファンに衝撃が走った。いや俺を含め一部かもしれんが、相当やられたよ。

コーラスグループEnchantmentの”GLORIA”はソウルファンなら一度は聴いてる名曲だ。「かえる」のジャケットで有名なMichael Stokesがプロデュースしたスウィートソウル名盤は、ソウルファンの自宅に一枚はあることだろう。このナンバー、1996年にJesse Powellにも素晴らしい喉でカバーされた。

そのナンバーを韓国のヴォーカルグループBrown Eyed Soulのメンバー”Naul”が本家、そしてJesse Powellをも凌いだのでは?と思わせる超ど級カバーを披露してくれた。俺自身はこのNaulも所属するBrown Eyed Soulも知らないが、なにやら韓国ではナンバー1のボーカリストして認められているらしい。俺が驚いたのはネイティブと一切遜色のない英語力、そしてファルセットを交えた表現力の豊かさ、更に楽曲をも海外ミュージシャンに頼らず70’sの厚みのあるサウンドをリメイクしたプロダクション能力にも感嘆した。現行R&Bのレベルが、日本はフィリピンに劣っていると思ってはいたが、どうやら韓国にも完敗している・・・。点点点だよほんと。

Jesse PowellのGLORIAで過去、感動したもんだったが、同じくらい、いやアジア系のミュージシャンがここまでやるのかという驚きも含めたらその時以上のものがあるナンバーにぶちあたった。
シングルにはスレイベル(サンタクロースのそりに付けられたあの鈴)がイントロで聴けるクリスマスバージョンともいえるGloria(Year End Version)も収められている。こちらは極力アカペラに近いトラックでよりボーカルが際立ち更に聴きごたえあり。

Chris Brown / Juicy Booty ft. Jhené Aiko, R. Kelly

日中、仕事でクルマに乗ることが多く、当然FMを流しっぱなし。自宅からCDなり用意してもいいんですが、持参それすら面倒なので。
先日、ハッと思わせるナンバーが流れてた。Mtumeのあのビートだ。

あ、The Notorious B.I.G?と頭を駆け巡ったが、歌モンになっとる。しかもR.Kellyの声⁈
そう、Chris Brownの新曲でした。歌詞はおそらく激エロでしょうけど、あまりわからんわてはその雰囲気だけでノックアウトでした。トークボックスも挟んでなかなかの1曲となっております。
かといって、この曲を含む新作“Heartbreak On A Full Moon”が好きなのか?と言われますと、一聴しましたがこの曲だけが良かったですw

Kenny Lattimore / Vulnerable

1988年にリリースされた”Maniquin”のリードボーカリストKenny Lattimore。ソロに独立してから早20年。

間、元嫁のChanté Mooreとのデュエットアルバムは器用さ上に幅広いリスナーに迎えられたと思いますが、真のR&Bファンは少し距離を感じたはず。いや俺だけかな。
しかし、戻ってきましたよジワジワと。優雅で強靭なテナーボーカリストの真髄。前作のAnatomy Of A Love Songでの完全復活はほんと嬉しかった。
2015年のその作品からあまりブランクをいれず、このアルバムをリリース。
これがまたいいんですわ。80年代の現代解釈といいますか。ところどころにクラシカルな趣が感じられます。全曲ミディアムアップ~スロウの編成ですが、SOS BandかMtumeかと思わせるナンバー”Priceless”の力強いビートとワザといシンセ使いはたまりません。ラストナンバーの”More Than Life”が一番好きになったのですが、やはりここも80年代的なゆったりしたグルーヴ感、そこに強靭な喉をあえて控えめに使い、優しく伸びやかに歌いこなす姿が垣間見え、最高に心地よいナンバーに仕上がったおりまする。
Phil Collinsのカバー、”One More Night”もあり。全10曲というミニマル且つ正統的な曲数もわかってらっしゃる。

Will Downing / Soul Survivor

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まさに「安定の一枚」。Will Downingの今年発売されたアルバムSoul Survivor。
ゲストにNajee, Phil Perry, Maysa他、ソウルファンが歓喜するメンバーが華を添える。オリジナルトラックに合わせて今回はソウルの名曲をカバー。わたしのツボを押さえてくれるナンバーが揃う。Blue Magicの”Stop To Start”、The Stylisticの”Hurry Up This Way Again”、ラストに彼らしい選曲にボサ調のMichael Franksのナンバーがあった。ジャズ寄りを封印したのかと思えばそうでもなかったw。しかしPhil Perryとのナンバーは珠玉の1曲、フィルペリーのつんざくファルセットとウィルのマイルドなバリトンの対比。これぞソウル!と叫んでしまう。老舗サイト、Soul Tracksでずっとナンバーワンのアルバム、納得の一枚。Maysaとのナンバーがまた凄くいいので、貼っておきます。

Home Boy And The C.O.L. / Out Break

わたしの教本でもあるU.S.ブラック・ディスク・ガイドの究極のLPコレクションに掲載されていたSTONE FREEというアルバムをリリースしていたCECIL LYDE。リシュー盤もリリースされ「究極」も身近になっていましたが、原盤は○万円することでしょう。そのCECIL LYDEがソロ後、グループ名義HOME BOY & THE C.O.L.で2枚のアルバムをリリース、その2枚目がこれ。
このあたりの緩いシンセファンクを重きに活躍しているTUXEDOがお好きな方には、ぴったりの内容です。

TUXEDOは洗練されたファンクではなく、バンドとしての手作り感があり、たまに音程もズレてるのではと思わせるバンドならではの臨場感をみせてくれますが、まさにこのHOME BOY & THE C.O.L.もそれでした。
けだるい感じで踊れるというか、こういうファンクこそ酒を飲みながら聴きフロアをふらつきたいと思わせます。
ノットオンLPで1曲、ボートラにA Love Connectionというナンバーがあるのですが、ファルセット全開のニューヨークスタイルのミッドダンサーで最高でした。
たまたま寄ったユニオンの棚に税別93円で埋もれていたので、迷わずゲット。ブックオフでも280円からなのですから、ほぼ捨て値。再発をてがけたBOOGIE TIMES好きであるわたくしめもプロパー価格では買わなかったのですから、やはりこのジャンルを即買いするファンが少ないのだなと。本物のディガーには申し訳ないですが、お安くレア音源を聴けるといういい時代になったもんです。