Will Downing / Soul Survivor

willdowning

まさに「安定の一枚」。Will Downingの今年発売されたアルバムSoul Survivor。
ゲストにNajee, Phil Perry, Maysa他、ソウルファンが歓喜するメンバーが華を添える。オリジナルトラックに合わせて今回はソウルの名曲をカバー。わたしのツボを押さえてくれるナンバーが揃う。Blue Magicの”Stop To Start”、The Stylisticの”Hurry Up This Way Again”、ラストに彼らしい選曲にボサ調のMichael Franksのナンバーがあった。ジャズ寄りを封印したのかと思えばそうでもなかったw。しかしPhil Perryとのナンバーは珠玉の1曲、フィルペリーのつんざくファルセットとウィルのマイルドなバリトンの対比。これぞソウル!と叫んでしまう。老舗サイト、Soul Tracksでずっとナンバーワンのアルバム、納得の一枚。Maysaとのナンバーがまた凄くいいので、貼っておきます。

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Home Boy And The C.O.L. / Out Break

わたしの教本でもあるU.S.ブラック・ディスク・ガイドの究極のLPコレクションに掲載されていたSTONE FREEというアルバムをリリースしていたCECIL LYDE。リシュー盤もリリースされ「究極」も身近になっていましたが、原盤は○万円することでしょう。そのCECIL LYDEがソロ後、グループ名義HOME BOY & THE C.O.L.で2枚のアルバムをリリース、その2枚目がこれ。
このあたりの緩いシンセファンクを重きに活躍しているTUXEDOがお好きな方には、ぴったりの内容です。

TUXEDOは洗練されたファンクではなく、バンドとしての手作り感があり、たまに音程もズレてるのではと思わせるバンドならではの臨場感をみせてくれますが、まさにこのHOME BOY & THE C.O.L.もそれでした。
けだるい感じで踊れるというか、こういうファンクこそ酒を飲みながら聴きフロアをふらつきたいと思わせます。
ノットオンLPで1曲、ボートラにA Love Connectionというナンバーがあるのですが、ファルセット全開のニューヨークスタイルのミッドダンサーで最高でした。
たまたま寄ったユニオンの棚に税別93円で埋もれていたので、迷わずゲット。ブックオフでも280円からなのですから、ほぼ捨て値。再発をてがけたBOOGIE TIMES好きであるわたくしめもプロパー価格では買わなかったのですから、やはりこのジャンルを即買いするファンが少ないのだなと。本物のディガーには申し訳ないですが、お安くレア音源を聴けるといういい時代になったもんです。

Gerald Alston / First Class Only

正統派ソウルボーカリスト、Gerald Alston。ManhattansのBlue Lovettや他メンバーが亡くなって以来、マンハッタンズとしての活動は完全に停止、それは当然やろね。そして悲しみを乗り越えてのアルバムは2015年、息子を加えたメンバーによるTrue Loveのリリースはゴスペルアルバム。今はたまにライブ活動を小さなホールでおこなっているようです。
ソロとしての輝く時代は、1988年の素晴らしいソロデビュー作からこのアルバム”1st Class Only”の1994年頃までかな。

このアルバム前のアルバムはMOTOWNからでBy All Meansを中心としたブラコン金字塔的な作品が3枚。本当に凄い内容なのだが、これはおとなしくなったなという印象で聴いていた。都会的な雰囲気の中にもアルストンならではのサムクックばりの熱唱が存分に聞けたのに、この作品ではいい意味でリラックスした姿勢、悪くいえばソウル感は薄れている。
とはいっても製作陣はMichael J. PowellとKiaraのふたり組が中心で、上質なナンバーが揃っている。

KiaraのCondition of the Heart にも収録されているTell MeやDevote All My Timeはいいナンバー。でも同時期にKiaraのアルバムが発売されたいた。オリジナルを先に聞いていただけにアルストンがカバー?てな印象があり残念な気持ちになった記憶がある。

Glenn Jones / Glenn Jones

台風が去り、一挙に秋到来かと思えば夏日・・・残暑がまだ続きそうですね。
9月って後半まで暑かったかな例年。

音楽も秋めいたナンバーを欲するようになるのでしょうか。今は季節に関係なく雑多に聴いています。
車でJ-WAVEを聴くことが多いのですが、たまに邦楽でオッと耳に止まるナンバーが流れたりしますね。
三浦大知の新曲「普通の今夜のことを ー let tonight be forever remembered ー」がけっこういいんですよ。なにやらDREAMS COME TRUEが提供したナンバーらしい。まるでクラッシックなソウル風の出だし、DeBargeのようなナンバーかと思えば独自の三浦大知のボーカルで雰囲気も変わるという、いいナンバーです。配信のみでのリリースらしいけど、その後アルバムのボートラなんぞに入るのかな。配信だけでは勿体無いような。他はね、ケミストリーの新曲、Windyがしっかり歌えてていいなと。どうなんでしょう、邦楽R&Bもボーカル基調に変わりつつあるのかな。

余談が長くなりましたが、きょうのアルバムはGlenn JonesのJIVEからのセルフタイトルアルバム。
US R&B No. 2のWe’ve Only Just Begun (The Romance Is Not Over)が入ったブラコン名作です。
わたしがGlenn Jonesを聞き出したアルバムがこれだったかな。そう初期は後追いなんです。ブラックに目覚めたのがブラコン時代だから仕方ないんですけど、初期のファンク路線もしっかり踏まえたうえでこのアルバムを聴くと随分印象も変わったと感じたのかも。
スロウでもしっかり伸びやかな喉を披露してくれるのがグレン。張り裂けるような雄たけびに変わる超絶な歌唱能力の持ち主です。
プロデュースはChangeのTimmy Allen、Melba MooreやKashif、Kenny GにBilly Oceanなどさまざまな作品のコンポーザーやベーシストで参加するWayne Braithwaite、そしておなじみのスーパープロデューサーのBarry J. Eastmond。
初期の躍動感は抑え目の作品で、まさに時代にあったブラコン調のナンバーばかり。Chi-LitesのOh Girlをカバーもあり、アルバム通してのアダルトなナンバーは夜な夜な酒と共に聴くとしっぽりはまってしまいます。

Jeff Redd / Down Low

Jeff Reddのお蔵入り2nd、Down Low。P-VINEよりまさかの再発は、世のR&Bファンを驚かせてくれましたね。おさむさんがBOOK OFFでこの原盤を探しあてた夢を見たという酒の席での笑談が懐かしいですw
わたくしめも勿論原盤を追い求めていたひとり。その昔はJeff Redd自らCDbabyにてCD-Rをリリースしたのにも食いついたものでした。よくよく考えれば、既にその時点で自らのレーベルに版権を買い戻していたのかなと。それから数年経ち体裁よく原盤に忠実に日本主導で再発まで漕ぎ着けたことに、コアなR&Bファンが多い日本だからこそ成せた技ですね。しっかりJAMさんの解説も熟読させていただきました。
JAMさんの解説ではこのお蔵入り盤は本当に店頭に並んだのは日本でも50枚くらいのこと。そりゃBOOK OFFなんぞでは一生かかっても見つからんぞいw
A Few Good Menのお蔵入り盤は2回BOOK OFFで出くわし救出したが、実際に当時タワーレコードで売っていたので、お蔵入りというか回収盤といった按排なのかな。それと比べれば相当貴重なものであったのだろう。

さて引っ張り過ぎたが、P-VINEでの再発のおかげでやっと原盤がお安く市場に出回ることになり、こづかいの少ないわたくしめもゲットできたのでした。Disk Unionで20,000円ほどで売っていたときゃ、ああそこまで出しても、内容たいしたことないよイラネっと自ら歪曲した断念方法で、本当に欲しいにも関わらず買えなかった自分が懐かしいですw
Discogsで相場を見ても、現在ERG ‎– 7243 8 27985 2 4 の最低価格は4,933円。わたしはそれ以下で購入できました。しかし、昔の相場の約1/4くらいまでに落ち込んでいます。
不思議なのはCDというのは再発されるとこのように原盤価格が急激に値落ちすること。レコードはここまで落ちません。これはデジタル音源の悲しいサガなんでしょうかね。

ジャケット、音源を再発と聴き、見比べてみました。ジャケットの写真ですが、再発盤よりJeff Reddがもたれかかる壁がハッキリとしています。再発では少しリタッチしたのかな。CDの盤表面には挿入されているナンバーが原盤には印字されています。印字というか銀盤なのでナンバーのみ銀に抜かれている感じ。それと勿論P-VINEのレーベルマークはついていません。EMIのレーベルERGマークがつきます。音は再発と原盤は音圧とも同じのようですので再発がリマスターしたわけでないようです。また再発はボートラが1曲挿入されていますので、完全なコピー盤というわけではありません。

なんだかんだといっても、音源は変わらず。だからなぜ今更原盤?というわけですがオリジナル盤という世界でも僅かなレア度、そしてそれが自分自身が好きな音が詰まっているという両面です。
さてまたYou Called & Told MeとDreamerを聴くことにするかな。

4shades / 4shades

お盆です。皆様、この機会に旅行に出かけたり田舎に帰ったりとご予定でしょうか。わたしは田舎に帰ろうかと思っていますが、チケット買ってませんw 曜日、混雑状況で買えなかったりするのかな。さてどうしよう。
普段、休みが少ないので連休はほんとありがたい。普段できない整理もしたいしな。
休みの日にしか音楽を家で聴いていないので、聴きだめ?wでもするか。

きょうは記事にしてたかな、記憶に薄れてたのですがやってなかったようなのでグループものの4shadesを。
最近、とういうかここ何年もグループもののリリースが皆無に近いのだが、なぜなんでしょう。かといってレジェンドといわれるNEとかライブは盛況で話題も欠かせないけど。ソウルファンを歓喜させてくれるグループ出てきて欲しいね。

4shadesのリリースは2001年。なんとOrpheusレーベルから。エグゼクティブプロデュースにMint Conditionと関わりもある敏腕A&RのAl Manerson 、1曲Troy Taylorの名もある。
なにせ歌える4人組だ。ひとり、Johnny Gillに影響受けてるようなフェイクを使うシンガーもいる。
#6 Everythingから3曲の連続スロウが素晴らしく、オーソドックスなグループにある美しいやコーラスやファルセットを駆使した甘いアプローチ、前述の熱いJohnny Gillばりの押し出しの強いリード(まだまだだがw)も相まって、グループ好きなら聞き惚れるに違いない。

Junk Fujiyama / A Color

ジャンクフジヤマのミニファーストアルバム。リリースは2009年らしい。

昨今、シティポップという名が比較的飛び交う時代になったが、彼が誘引した部分もあるのではないかな。
実際、今、ドライブ中に聞きたいなと思うのは日本のシティポップだったりする。土岐麻子なんかアルバムが欲しいなと思うくらい。
ジャンクフジヤマはバーのマスターであるチョリさんに教えてもらった。村上“ポンタ”秀一とライブを一緒にやってるYouTubeを見たとき、まんま山下達郎やんと微笑んだと同時に嬉しくなった。ネーミングからくるキャッチーな部分も合わさって、これはアリと。しばらくするとVictorからメジャーデビュー。「あの空の向こうがわへ」はCMで流れるくらい気持ちのいいナンバーだったな。
先月、BOOK OFFでこのアルバムを見つけた。今はリファインされて再発売されてるよう。
ジャケットのテレキャスターはご自身のものかな。1曲目「秘密」のカッティングギター、透明感のある声と時折みせてくれるファルセットといい最高なナンバー。これ以外にも80年代のノスタルジーを感じることができるナンバーばかりで、今逆に新鮮に聴ける。

NINE 20 / What Would You Do?

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ひっそり更新w
なかなかね、新譜で胸刺さるものに出会えないので、更新がこんな状態。
いいわけするなってw

きょうはアルバムリリースがお蔵入りになったNINE 20。
その先行シングルであったWhat Would You Do?を。
MCAレコードの顛末なのか、発売されなかったアルバムPryme Tymeはお蔵入り盤としてたまにオクで見かけていたが、それも最近見かけなくなった。
Jeff Reddがエグゼクティブプロデューサー。といってもA&Rになった方なのでフロントマン的なクレジットか。プロデューサーはDonnie Boynton。

こういうスロウは4.0のようなグループでも聴けたが、音数少なめでしかも美メロ。ナイーブなボーカルと相まって、しっぽりはまってしまう。わたしめはファルセットや野太いバリトンの存在も欲しがる、ないものねだりなオヤジであるが、ここはこのグレード感を評価します。

 

レキシ / KATOKU

とうとう梅雨入りですね。ああ、鬱陶しい。
雨でもいい日がありますが、というか叙情的になりうる風景での雨で考え込む・・・とか。
基本、普段の生活では鬱陶しいもんです。好きな靴も履けないしなw

久々の投稿は、R&B熱が下がっている今、レキシのKATOKUでウフフ笑う日々です。
このナンバーはザ80’sしててほんとニンマリさせてくれます。快活なロックで気分いい。YouTubeバージョンを一日3回は見てます。

既出ですがこのビデオの元ネタはJourneyのSeparate Waysです。元ネタも今見ると相当ダサいです。ピチピチのウォッシュし過ぎたストレートジーンズにジャケットとかありえませんw。そのダサさをあえてレキシも継承しています。
80年代好きにとっては、いやその世代の方々にはピンポイントでツボを押さえてくれるでしょう。

Anthony White / Could It Be Magic

年に1度ペースになったここの更新。すみませんw
わたしは生きてますw
実は部屋のレイアウトを大幅に変え、音楽をしっかり聴ける環境にもなりました。
そうならこちらも更新して欲しいもんですね(他人ごとw

GWはいかがお過ごしでしょうか。今のところ充実しています。田舎に帰ったり、野球みたり。
田舎に帰ったときに、ソウルバーよってきました。やっぱりバーなんぞで聞くとソウルは染みるね~心に。

ということで久々更新はソウルのアルバムで。Anthony Whiteです。
海外で人気皿です。おそらく今でも向こうで5,000円くらいでしょう。日本ではどうでしょう、2,000円くらい?
再発もされています。
Philadelphia International産。Gamble & Huff、Norman Harrisも製作陣に。生粋のフィリーを聞かせてきれます。
ボーカルはテディペンに比べられることが多いようですが、そこまでディープではありません。
アップにスロウにバランスよくまとまったアルバムで、どのナンバーも最高です。スロウではイントロから泣かせるI’m So Much In Love With Youが素晴らしい。柔らかなタッチのストリングスにメロウなギター、哀愁の旋律・・・これぞソウルですね。