延期、延期でやっとの発売。待つの長かったなぁ。

曲順、曲数、ゲストの選出、パッケージが計算されています。さすが手抜きなし。
だいたい90年代に活躍したひと達は頑張ってアルバムを出しても、カバー集だったり、音がショボかったり残念な復活劇だったりします。
でもこのひとは、出すアルバム、いつも時代の流れから、かけ離れていないし、しかもオリジナリティは損なわない。凄いです。
復活アルバムはWarner Music GroupのATCOからです。老舗レーベルがまた似合っているな。
Angie Stoneの新生Staxにも拍手だけど。

そのATCOの先輩とも言うべき”Blue Magic”をいきなりオマージュ。
アルバムは”What’s Come Over Me”をネタとして取り入れたSomebodyから始まります。
ところどころに抜けのいいドラム音源を散りばめ、またDelfonicsの”La La Means I Love You”のフレーズを挿入。スクラッチノイズも流し、クラシカルな雰囲気満載。
ボーカルがまた驚きで、最初、クレジットからChris Connerが唱っているのかと勘違いしたが、彼はRapだけでKeithがボコーダーを使用し唱っていることに気づきます。
その甘い声の加工は言葉では表現できません。
“The Floor”は旧友Teddy Riley作。いかにもTeddyといった作品。トークボックスでもちろん参加。
“Sexiest Girl”はNEXTのR.L.をフューチャー。浮遊感のあるナンバー。
Athena Cageを迎えた”Butterscotch”では”Nobody”のフレーズを歌い出し、気分を盛り上げ、Athenaの透明感のある声がコーラスに。もう聞く側も既にクライマックスです(笑)
そしてわてが一番気に入ったナンバー”Me And My Girl”。この悲しげなメロディ、熱く歌い上げラストにまたもボコーダーで締めるあたり素晴らしいナンバーです。
次はシングルで先にドロップされた”Suga Suga Suga”。Keithの秘蔵っ子らしいPaisley Bettisをフューチャー。これもいい曲だ。
歌姫Keisha Coleとのデュエット”Love You Better”では”Just Like You”でハマッた感激が再び。意外とKeithとやってもソウルフルな声が浮かないなぁ。

曲数は12曲。アルバムを通して聴くにはこれ以上もいらないし、無駄なく一枚通してキースワールドを満喫できる。
Gerald Levert Tribute Songがなかったのはちょっとした驚き。悲しい出来事は心の中で鎮魂か。

日本盤をはボートラ付らしいが、おそらくアップナンバーが付加。AkonとのSome Moreかな。できればBaby Bashとの”Don’t Stop”を入れて欲しいけどないみたい。
当然、外盤買いです。

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