The Isley Brothers / Live It Up

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現代にないものを欲する、そして過去の作品を振り返る、そんな日々が年々多くなったような。
現代にない音といえばIsley Brothersがそう。今のシーンでアイズレーをフォローというわけにはいかない。バンド構成、こんなの今やって売れるの?うむ難しいね。

おのずと過去作品を振り返る。
アイズレー・・・ファンク、グルーヴ、メロウネスを濃密に凝縮したアルバムばかりだが、74年作品、Live It Upはロッキッシュなファンクにウェイトが置かれているような内容。Live It UpやMidnight Skyは執拗なリフレインがいかにもアイズレーらしい濃い目のファンクだ。
カバー曲のTodd Rundgren – Hello It’s Me、そしてBrown Eyed Girlといったミッド・スロウはあるが、濡れそぼつようなスロウにおける独特のナンバーは生まれていないような気がする。
アイズレーならではのメロウネスは次作Heat Is Onで。

 

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Melba Moore&Phil Perry / The Gift Of Love

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このまえの雪で転びw、手首を捻挫してしまいました。東京のひと、怪我人累計に貢献できて光栄ですw。いや冗談でなく、凍結した路面はもうごめん、1週間経ちましたがいまだに痛い。腫れはひいてきたけどね。明日も雪で、しかも今の雨が凍結なんてしたら、またアクシデントに、なんて思うとうんざり。

きょうは2009年Shanachieからのデュエットアルバム、Melba Moore & Phil Perryの”The Gift Of Love”を。
フィルの長きに渡ってのプロデューサーであるクリス・デイヴィスと重鎮プレストン・グラスによるアルバム。スムースジャズとR&Bの絶妙なる融合といった音を醸し出しています。
デュエットアルバムってあまり買わないけど、昔ならダニー・ハサウェイ&ロバータ・フラックやリック・ジェームス&ティナ・マリーなんていうコンビネーションは絶妙であったし、記憶に残るナンバーも多い。女性の優しさ、男性の力強さ、時には逆の振る舞いをも曲間に表現してくれ、愛を語る音楽にはやはりベストな形式なのかもしれないね。
このアルバムはフィルは聞く前から実力は読めてたけど、メルバがこんなにもスロウが歌えるなんてあらためて感動してしまった。

このアルバムで一番好きなナンバーはThe Spinnersのカバー”Sadie”だ。原曲はBruce Hawesによる名曲。スウィートネス極まるナンバー。サックスにKim Watersを迎えている。
寒いこの冬に、心温まるアルバム。ああ、早く暖かくなって、捻挫治らないかなぁw

Will Downing / Soul Survivor

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まさに「安定の一枚」。Will Downingの今年発売されたアルバムSoul Survivor。
ゲストにNajee, Phil Perry, Maysa他、ソウルファンが歓喜するメンバーが華を添える。オリジナルトラックに合わせて今回はソウルの名曲をカバー。わたしのツボを押さえてくれるナンバーが揃う。Blue Magicの”Stop To Start”、The Stylisticの”Hurry Up This Way Again”、ラストに彼らしい選曲にボサ調のMichael Franksのナンバーがあった。ジャズ寄りを封印したのかと思えばそうでもなかったw。しかしPhil Perryとのナンバーは珠玉の1曲、フィルペリーのつんざくファルセットとウィルのマイルドなバリトンの対比。これぞソウル!と叫んでしまう。老舗サイト、Soul Tracksでずっとナンバーワンのアルバム、納得の一枚。Maysaとのナンバーがまた凄くいいので、貼っておきます。