The Isley Brothers / Live It Up

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現代にないものを欲する、そして過去の作品を振り返る、そんな日々が年々多くなったような。
現代にない音といえばIsley Brothersがそう。今のシーンでアイズレーをフォローというわけにはいかない。バンド構成、こんなの今やって売れるの?うむ難しいね。

おのずと過去作品を振り返る。
アイズレー・・・ファンク、グルーヴ、メロウネスを濃密に凝縮したアルバムばかりだが、74年作品、Live It Upはロッキッシュなファンクにウェイトが置かれているような内容。Live It UpやMidnight Skyは執拗なリフレインがいかにもアイズレーらしい濃い目のファンクだ。
カバー曲のTodd Rundgren – Hello It’s Me、そしてBrown Eyed Girlといったミッド・スロウはあるが、濡れそぼつようなスロウにおける独特のナンバーは生まれていないような気がする。
アイズレーならではのメロウネスは次作Heat Is Onで。

 

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Cool’r / Cool’r

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makiさんのブログを拝読していましたら、1989年にひっそりとアルバムを出していたCool’rのリードボーカリスト”Andy Stokes”が新曲を出したようです。なにげに頑張ってるんですね。
買いそびれましたがAndy Stokesは2016年にEP盤をリリースしており、間髪いれず新曲リリースとは、精力的。

Cool’rは今更ながら書き留めるとPleasureの残党であり中心人物のNathaniel PhillipsとDouglas Lewisがいるバンド。Nathaniel(ネイト)フィリップスはPleasureもしかりFranchiseでもMarlon McClainとファンクを極める為?に活動、後にDazz Bandでもプレイしており、音楽に貪欲なアーティストらしい。
Andy Stokesはネイトが探したボーカリストで、ファンクでは力強くスロウでは優しく、オーソドックスな歌唱法ながらいい味を出しています。
スロウではLove Me All My Lifeが素晴らしい曲調とボーカル。このアルバムの価値を押しあげていると思います。
Keith SweatやTeddy Rileyが迫りくる年代だけにこのような良質バンドは埋もれていったのが残念。

Smokey Robinson / One Heartbeat

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デニスエドワーズが亡くなりました。テンプテーションズはアリオリ以降にハマったくちなので、ご本人への印象はあまりないのですが、伝統的グループのリードボーカルとなりうるれっきとした喉の持ち主と誰もが疑う余地はありません。何度となく脱退しても復帰したのは親分オーティスが認めているところがあってでしょう。現代では存在しないだろうダイナミックなシャウター、永遠に聴き継がれることでしょう。Rest in Peace・・・

さて今日はSmokey Robinson。デニスと真逆の声です。このまえmakiさんとスモーキーの話になったので気になりCDラックを探していたら、1枚ありました。Being With YouはLPもなかった。よく聴いた記憶があるのだがFMだけだったのかな。
自分にはこのアルバムの2曲をえらく聴いた記憶があり、やはりブラコン世代なのだなと再認識w。
Just To See Her~One Heartbeat・・・ナイーブなファルセットにポップさ加減が絶妙に合わさり、しかも少し憂いのあるJust To See Her、ケニーGのサックスがまばゆい夜の都会を演出するOne Heartbeatと最高の2曲が冒頭にくる。次いでテンプテーションズがゲストに加わるIt’s Time To Stop Shoppin’ Aroundは豪華な布陣。Why Do Happy Memories Hurt So BadにもケニーGが参加。この時代はサックスのブレンドは必須であったなぁ。
シリータ・ライトとのデュエット、Love Brought Us Here Tonightも最高のナンバーで聞き逃し厳禁。
このアルバムにはギターにDann Huffという名セッションギタリストを迎えており、Paul Jackson Jr.かよと思わせるような素晴らしいフレーズがそこかしこと聴ける。

後にグラミーで特別功労賞生涯業績賞など功績を称える賞を2度受賞、他ノミネートは多いが実は作品ではJust To See Herで最優秀男性R&Bヴォーカル・パフォーマンス賞を受賞だけなので、いかにこのアルバムがソロ活動のなかで際立ってるのがわかる。