David Sea / Born To Sing

davidsea
テンプスの誘いを蹴った男という派手なキャッチフレーズがソウルファンを聴く前から虜にしたソロアーティスト”David Sea”。確かにテンプスのリードシンガーに求められる爆発力と表現力を持ち合わせたシンガーであります。

このアルバムは当時のBMRでも、すげえやつがデビューしたぞと話題になったセカンドアルバム。この前に1枚あるようなのだが、どんな内容やジャケットなのかまったく不明。
今はDennis Edwards率いる第二のテンプス(よくテンプスというネーミングを入れて営業できるなと不思議なのだが)のメンバーでもある。ちなみに第三のテンプスのリードシンガーであったRichard Streetは2013年に亡くなっている。他似非テンプスグループはかなり現存しているもよう笑。
テンプス云々、誰がいていつ脱退してという話は詳しくないし、アリオリ在籍時のアルバムくらいしか持ってないので、あまり語れません。

このアルバム、圧倒されるナンバー揃いで、実力を余すことなくぶつけてくれる。 テンダーな旋律All I Need Is Youは歌のみ熱い。ギターソロもがもの悲しくもあるが、悲しさを叫びに置き換え歌い倒すSomething About You、ブラボーと聞き終わった後に拍手してしまうI’ll Only Be Here One NIght、Dennis Edwardsが参加するI Wish It Would Rainはグループ仕立て、まさにテンプスそのもの。Gerald Albrightがサックスソロで参加するブラコンタッチのLove Me Downも最高である。

久しぶりに聞き返したが、熱すぎるわ。夏には厳しいのでエアコンの効く涼しい部屋で聞いていただきアルバムです。

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BFD / #1

BFD#1

きょうは雨と冷え込みで散々な日でしたね。2月くらいになると、もう春が待ち遠しくなるのですが、今はなんとか凌ぐぞといった感じ。仕事もスタッドレスいる?てな中途半端な次期です。

さてきょうは1992年リリースされたレイトニュージャックなアルバム”BFD- #1”です。
BFD・・・Boys From Detroitの頭文字からなるグループ。Kevin,Jerome,Rickの3人で構成されています。
オーソドックスなボーカルワークにサックスにGerald Albrightを迎えるあたり、それだけで内容が約束されてます。
もっとも肝心なのはエグゼクティブプロデューサーにEddie Hollandのクレジットが。モータウン全盛期のプロデュース軍団HDHのひとりですね。Lamont Dozierと名を連ねるお方です。という訳でクラッシックなナンバーも入り交じる作品です。
ただ比率として約7割がたレイト・ニュージャックで3割がスロウ。これが逆転であればもっと騒がれていた実力派3人組です。
Gerald Albright奏でるサックスがボーカルと呼応するようなナンバー”After The Love”、鳥のさえずりをSEでイントロに交えるあたりスウィートな定石を踏んだ”Love Should Be So Simple”とソウルファンは完全に陶酔させられます。

Tony Warren / Rhapsody of Love

tonywarren

久々の更新です。と前にも申し上げましたかw
フルに行動してまして(仕事以外w)、落ち着いてPCの前にいることがありませんでした。

もうひとつの日記中心ブログも、登録しただけで更新していません。しばらく先になりますが、そちらも楽しみにしてくださいね。

さて、きょうは極上シンガーTony Warrenです。1992年のアルバム。
叔母がDionne Warwickだという話だったと記憶しますが定かではありません。
抑揚感が半端ないシンガーで、しかも甘い声です。シャウトはしませんが十分に熱さが伝わります。
参加ミュージシャンに、Gerald Albright,Bobby Lyle,Dee Harvey,Penny Fordという玄人好みなメンツが揃います。マイナー盤ながらBMRでも取り上げられソウルファンに話題になりました。アルバムはこれだけでしょうか。その後の消息も不明ですが、埋もれるのにはもったいないですね。

Gene Rice / Just For You

先週、神戸に出張にいった。前のりできたので、元町のSugar Freeにお邪魔してきたよ。
店長のヨッさんが俺のBy All Means複数枚買いを覚えてくれてて苦笑。
更にGene Riceも5枚くらい持ってんで、ってゆうたらほぼフルで1枚流してくれた。それをバックに何を話したのかは、まったく覚えてへん(笑

なんせ好きなアーティストがBOOK OFFで安く並んでたら救出したなんねん。「こんなええアーティスト、捨てるような値付けしたあかん!俺がこうたるさかいっ!」てな異常な執着心(笑

Jimmy Varner & Stan SheppardのBy All Means、Gerald AlbrightやPaul Jackson Jr.等のド定番プロダクションによって制作されたこのアルバム、Gene Riceの1stマスト盤や。
野性的で迸る黒さをまき散らすボーカルスタイルは、現代では誰?とうほど唯一無比。テディ・ペンダクラスが亡くなった以降、このひとがソウルを伝承すべきところ、流行に埋没し、消え去ってしまった感がある。非常に残念やけど、俺はこのように5枚買いし、そしてまたBOOK OFFで見つけたら救出するつもりや。こんだけ愛する(キモー)ファンもおらんぞ~www

By All Means / By All Means

秋晴れ、気持ちいいっすね。週末はええ天気になりました。基本、雨が嫌いなひとなので、爽快です。
気分もポジティブになれるし。体感温度もちょうどええし、こんな気温が続けばええんやけど。

きょうはBy All Means。ま、こんな日中に聴くもんではないわなw
なにやらメンバーであったJimmy VarnerとLynn Roderickの娘がデビューしたようで。さわり聴いたけど、曲調は別にして、ええ喉はしてまんな。やっぱ子供にもソウルの血は引き継がれてるようで。

本作はIslandからの1st。Beyond A Dreamは5枚くらい棚にあるけど、この1stも3枚はあると思うwww
なんせ無駄にBy All Meansが好きなんでしゃあないわな。
この1stから既にPaul Jackson Jr. , Paulinho Da Costa , Gerald Albrightという腕利きミュージシャンを迎え、完璧なBy All Meansサウンドを聴かせてくれる。
Jimmy Varnerは純粋なアフロアメリカンでないはずで、ブラックなのかも疑わしいのだが、野太くエモーショナルな喉が素晴らしく、巨体からくるのか押しがハンパない。プロデュースはStan SheppardとJimmy Varner。Jimmy Varnerがリードボーカル、キーボードとドラムプラミングを担当してるので、けっこうな配分で彼の制作能力が大きく反映してるに違いない。
1988年、ちょうど同じ時期にGerald Alstonのソロアルバムも手がけており、By All Meansサウンド元年でもある。
1987年まで混沌とした時代、ブラコン自体が下火になりニュージャック手前といった時期であるが、ブラコン直球の彼らがしばらく活躍できたのは、いかに市場のR&B成熟度が高かったかともいえる。今の時代、エレクトロポップ一辺倒とどこにもソウルが感じられくなった市場からすれば、素晴らしい時代であった。
グループの真髄ともいえるテイスト、”Slow Jam”はアルバム全体に染み渡っており、駄曲がみあたらない。

Madagascar / Spirit Of The Street


いつやったかな、上野のソウルバー“Bar Slow Dance”で呑んだとき流れていて、尋ねて知ったMadagascar。
当時はファンク探求心が旺盛だった。このアルバムを聴いたときも、まだまだ知らないアルバムいっぱいあるな~と、更に勉強しよっと思ったもんやったw

1年ほど前、リシューを鬼のように排出しているFTGから再発されました。
若き日のGerald AlbrightやLAのスタジオミュージシャンが集合したバンドMadagacar。ボーカルにはBilly Griffinも参加しています。
ジャジーでソフィスティケイテッドされたサウンドはどキツくないファンクでかっこいいです。モロE.W&Fなナンバーには苦笑してしまいましたが、快活で歯切れの良いサウンドは自然にのれますね。
オレンジ色のゆりの花びらがアクセントとなったジャケットもグッドですね。

Calloway / Let’s get smooth

大阪にいた時、よく心斎橋のTowerと梅田のHMV、そして阪神百貨店のBreezeにCDを買いにいってた。もちろん営業の次いでだ(笑)
その当時、新譜の品揃えはTowerが早かったように思える。今はAmazonでしょうか(笑)
リテイルショップはストックを持ってやらないといけないので、自ずとセレクトして仕入れるわけであって、品番の多いCDはやりにくいでしょうね。
バイヤーのセレクト意識が強いショップは面白い、そんな時代は遠い昔ですかね。

さて、きょうはCalloway。これは心斎橋のTowerで買ったと思う。Towerは品揃えは良かったんやけど、バイヤーのひとことコメントなんて全くなかったので、買う方がある程度認識して選ばないといった感がありましたな。

2作目なんですが、今リストを見ると、曲数大過ぎ!Interlude含めて17曲って。アルバム単位で聴くときって12曲くらいが適当やと思う。
やはり散漫な印象なんですが、このひと達、Midnight Starの時代が全盛期なので、92年という時代からの凋落か、ファンクネスは陰を潜め、逆にバラッドが良かったりする。1stでも甘ったるいバラッドで聴かせてくれたが、このアルバムでもGerald Albrightが珍しくソプラノサックスを吹くI Desire You、まったりスロウFeel Like A Woman、イントロが素晴らしいSet The Tableと珠玉なスロウが後半に散りばめられている。

この後、Reggie Callowayがソロ作を出すが、ふたりの活動はここまで。バラッド中心でいいので復活して欲しいふたりである。

AC BLACK / AC BLACK

AmazonでAC BLACKを検索するとハードロックのAC/DCがドサーンと最初に出てくる(汗)
このバンド、まあ所詮それくらいの知名度なのであるが、けっこう熱いボーカリストがいるので忘れるのにはもったいないよ。
AlvinとCalvinという名のBlack兄弟が核の7人バンド。ACってのはそれぞれの名字からとったのかな。
アルバムは1989年、MOTOWNからリリースされている。

#4 Emotional Feelingsのスウィートコーラスグループを彷彿させるナンバーが最高。80年代のファンクバンドのアルバムはとかく、甘いスロウが必ず1曲挿入されている。それを模しているのか、いやスロウのほうが得意なのか、時代が時代だからファンクっぽいカラーでは打ち出しにくいだけに、貴重なナンバーともいえる。Cameoっぽいソリッドなパーカッションが冴える#5 I Need You Here、Gerald Albrightを迎え、トワイライトに走る高速で聴きたい#12 I’m Just A Manとミッド・スロウに聞き逃せないアルバムである。

By All Means / Beyond A Dream

Johnny Gillが訴えられたことや、発売時期が微妙なこと等、考えたらしんどくなってきましたので、もう忘れることにします(笑)
発売されなかったら、しゃあない。それまでですわ。そりゃ、レーベルの問題やろうけど、ファンとしたらそんな今更イザコザやっとらんと、契約する時に業界的に安定してそうなKedarとかShanachieあたりであっさりしとったら問題なく発売されとったやろにアホ、てな感じです。

さて、きょうはBy All Means。
わたしの一番好きなグループのひとつです。
どうにも引退後の趣味が掴みにくいJimmy Varnerと核となる敏腕プロStan Sheppardが制作に関わった3人組。
Jimmy Varnerは自ら中心に。Stanの兄弟、Billyがメンバーに。あと当時のJimmyの嫁はんLynn Roderickが紅一点の計3人です。
Stan Sheppard & Jimmy Varnerでのプロデュース作品は、ほとんど聴いてきましたがやっぱり自らのグループは表現力がダイレクトでいいですね。
このアルバム”Beyond A Dream”は89年リリースの2nd。
江坂 Boomin Hall (現在は名が変わってるもよう)でのライブ、ラストはLet’s Get It Onでした。マーヴィンのカバーだからうけたのでしょうけど、えらい盛り上がりやったなと記憶に残っておりまする。
#5 I Think I Feel In Loveが真骨頂を発揮したナンバーでしょうか。続く#6 Stay With Me Tonightとのコンビネーションが素晴らしい。By All Meansサウンドには必ず出番のひと、Gerald Albrightがサックスでエロく絡みます。

店頭で見かけたら購入していたので、いつのまにか4枚ありました(笑)
グループとしては絶頂期のアルバムでしょう。

Gerald Albright / Dream Come True

 

Gerald Albright、90年リリースのDream Come Trueです。
1曲目にはJohnny Gillの名曲My,My,Myをカバー。このナンバー、原曲でのサックスはご存知のとおりKenny Gでした。もちろん原曲が偉大なだけにKenny Gを否定することはないですが、Albrightが吹いていたらどんなナンバーになっていたんだろうと想像をするだけで、ワクワクしたものです。こちらカバーは旋律をもなめらかに、そして時に感情を込めたフレーズをも。このナンバーにバックボーカルをJohhny Gillならどうなってだろうと妄想すると鳥肌が立ちます(笑)。

アルバム中盤にはChuckii BookerとのKickin’ Itが。これもライブではお馴染みのファンキッシュなナンバー。タイトルナンバーDream Come TrueではPaul Jackson Jr.の抑え気味ながら、絶対的な存在感のカッティングギターが聴けます。

いやぁ、聞き返すと素晴らしいアルバム。またこの時代もそうですが、ブラコンナンバーにはAlbrightのフレーズが加わるだけで、一気にグレード感が増していました。間奏部分に登場するのがほとんどですが、その短いパートに全体の曲調にあったフレーズとオリジナリティを融合したプレイは感動的です。