Melba Moore / Never Say Never

1. Love Me Right
2. Keepin’ My Lover Satisfied
3. Got To Have Your Love
4. Livin’ For Your Love
5. It’s Really Love
6. Never Say Never
7. Lovin’ Touch
8. Lean On Me

連休は連休でなくなったので、なんだか体調を崩し気味。緊張感と開放感が交互に訪れて、調子狂うな~。
今日はゆっくりしています。

Melba Mooreが今年のヘビーローテーションになっています。なぜなら必須と云われる80年代の名盤が再発になったから。LPで持っていなかったNever Say Neverをずっと聴いています。なんで、こんなアルバムを早くに買っていなかったんやろうと猛省。素晴らしいアルバムです。もしかして彼女のアルバムの中で一番好きかも。
愛聴していたベスト盤This Is itにはこのアルバムから3曲(1,2,4)入っていて、それぞれのポテンシャルの高さに期待は膨らむばかりでした。
アルバムを通しで聴く。うーん、これは凄い。サウンドの肝ともいえるKashifのブレーンがいい仕事っぷりをしています。LALAとPaul Lawrenceが深く関わっているのですが、二人とも後期のブラコンまったりものより、この時代のダンサーのほうが絶対にいい仕事をしていると思います。
いわゆるHushプロダクションのブレーン以外にDaytonのRahniまで参加。NY系の要人だらけですね。ここまで製作陣を固めることができたのも、彼女がHushの社長の嫁であったということもあったかもしれません。

83年という時代もよかったのでしょうか。楽器が微妙に進化し、わたしの好きなシンクラヴィアが多用されています。楽曲の良さとMelbaの快活で伸びやかなボーカル、これぞケミストリー。
圧巻は5~7のダンサー3連打でしょう。タイトルナンバーを挟むこの3曲、終始、洗練した楽曲に脳天を刺激され、陶酔しながら踊れるナンバーです。

Melba Moore / This Is It ・the best of Melba Moore

 

ニュースばかり読んでいたら、心が荒んでいくので音楽でも聴いて気を紛らそうと思う(笑)。
アーティストのベスト盤はとにかく安直にベターなナンバーがまとめて聴けるので好都合だが、やや選曲に物足りなかったするものが多い。
その中で、このMelba Mooreの95年に発売された”This Is It”(マイケルでないよ)というタイトルのベスト盤は、究極のベスト盤だ。
このひとは息の長いシンガーで、70年代のBuddahレーベル時代から安定した供給量を誇る。その70年代のナンバーから80年中期のブラコン全盛期までを忠実に網羅したベスト盤。

Van McCoy作のI Am HIs Ladyから始まる3曲は70年代ものを。4曲目からはスパッと音が変わり、洗練されたナンバーが。86年にR&BチャートNo.1とったFallingは緩やかな楽曲から徐々に熱く感情を高めていく彼女の姿が写る素晴らしいナンバー。後半の伸びのある高音域に震えること間違いなし。
83年のNever Say Neverからは完璧NYサウンドのKeepin’ My Lover Satisfiedが7曲目に。このあたりのダンサーものは彼女の18番。このアルバムからはLALA作のLivin’ For Your Love、Paul LawrenceのLove Me Rightも挿入されている。どちらもアーバンな都会の夜を飾るのに、相応しい珠玉のナンバーである。
Mighty Mプロダクションの傑作the other side of the rainbowからは、いかにものナンバーLove’s Comin’ At YaMind Up Tonightが。後者はなんとLillo Thomasのナンバーである。
このベスト盤のクライマックスは81年What a Woman NeedsからKashif作のTake My Loveだ。このナンバーを抽出した編集者に賛辞を送りたい。
ベスト盤はこのThis Is It以外にA Little Bit Mooreというものが発売されているが、この曲は挿入されていない。

※ジャケット
順に
What a Woman Needs (1981)
The Other Side of the Rainbow (1982)
Never Say Never (1983)

Magoo / Magoo

 

フランスのファンクオタクPHILIPPE BOUTHEMYをフロントマンにした3人組ファンクユニットMagoo。
この度、DUが破格値セールを実施していたので購入した(笑)。セールしてなければ買っていなかっただろう。
でも買ってなかったら後悔する内容であったことを先に述べておこう。

ヨーロッパは昔からUSファンク、ディスコ好きが多いオタク文化であることは良く知られている。このPHILIPPE BOUTHEMYはさしずめフランスの角松敏生のような存在なのであろうか。
DUのコメントでは約8年もかけてアルバムづくりをしたという。うーむ、それはいいことなんだろうか。GUYの1stは1日で録り終えたというから、のんびりし過ぎ、もしくは才能がないのではないだろうか(爆)。いや後者は撤回、どのナンバーも素晴らしい。Jam&Lewis,Nick Martinelli,Kashif,Fred Petrus & Mauro MalavasiなどのNY系メロウファンクに突出した製作者が好きな方ならノックアウトもんであろう。もちろんフランス語によるナンバーなのだが、違和感はない。逆にミッドダンサーではフランス語の発音からくる独特のスノビズムを醸しだし、雰囲気があるのである。ラストのFunktimeは英語で歌われている。

所詮といったら語弊があるが、フランス人の白人さんである。黒さなんて求めてはならぬ。が、その反面、溢れる洗練度、白人青年ならではの軽快感とナィーブ感は筆舌に尽くし難い。おそらくあと10年もすればNY系ファンクのカルト盤としてレア化必至。是非、セールでお求めいただきたい(爆)。
配給元のBoogie-Timesがスペシャルな告知をしていたので、ご参考まで。

June Pointer / June Pointer

 

Pointer Sistersの末っ子June Pointer。89年のアルバムです。
Pointer Sisters自身がクロスオーバーなグループだったので、ソウルファンからは毛嫌いされている部分があります。カントリー、ロックと様々な取り組み方は、わたしもついていけません。元々はゴスペル出身で、かなり歌がうまい人たちなのでもったいないなぁとも。
このJune Pointerのアルバムもロックっぽいアルバムなのですが、それでも数曲、いいナンバーがあります。ほんのわずかですが(笑)。
3曲目、バート・バカラックのWhy Can’t We Be TogetherはPhil Perryとのデュエットです。TOTOのJeff Porcaroや才人Dunn Huffなんぞが演奏していますので、サラッとしたナンバーなのに、格好良く聞こえますね。
9曲目のLive With MeはKashif作です。これが素晴らしいナンバーで、後期Kashif作品にある一連のメリハリのあるスロウそのもの。Juneの声とも相性がいいなぁ。

Kashif / Love Changes

 

85年のCondition Of The Heartあたりから今までのウリであった、いわゆるカシーフ・サウンドが陰りが出、完璧マッタリ気味なバラッド指向に。
このアルバムは87年作。より磨きのかかったバラッド聴ける。
Meli’sa Morganとのデュエット表題曲が有名だが、わたしの一押しは4曲目Love Me All Over。TOTOにも在籍していた腕利きミュージシャンGreg Phillinganesとの共作。力強いボーカルとブラコン直球のサウンドが自分の今の姿だと言わんばかり。その次の曲がKenny Gを使ったMidnight Moodというインストなのだか、前曲からの流れが抜群で、忘れがちな後儀のような余韻が味わえる(爆)。
同じようなテイストのナンバーにSomebodyが。なんとCliff Dawsonとの共作。