Bruno Mars / 24K Magic

24kmagic

まさに24K Magic旋風。日本での広告も驚くほどの「金」の使いよう。毎日新宿駅構内を闊歩する俺も、このヴェルサーチちんぴら野郎wの大きな広告を見て、さっさと人の流れに逆らわず進まないといけないのに立ち止まったよ。ハッシュタグをつけてSNSに投稿すると純金のカードを貰えると知って、俺もアップしたよw

24K Magicのシングルお披露目もほんと衝撃的やった。Byron Chambersをトークボックスに起用した、80’s Funkフレーバーなナンバーに釘付けになった。ZappどころでなくDazz Bandらのファンクバンドを彷彿させると同時に、ラップはRUN-DMCそのものであるし、LL Cool Jがゴールドチェーンをしてラッピングしてるような姿にも見え、なんだこいつなりきり感すげえなと思った。

Just The Way You AreGrenadeのBrunoはまったく過去に放り去ったのか、もうこの路線でいって欲しいと思うよ。24K Magicがミッド80’sなところで、それ以外が80’s後半から90’s初期ときたもんだ。しかもR&Bのみ。ビシビシのファンクはなく、中期Jam&Lewis作品に通じるもの、BabyfaceのDeele時代の仕事っぷりや、90年代のNJSもあるので86年~92年あたりを掘っているな。これは本当に面白い試みで、ようは現代では一般的にはまったく見向きもされないR&B時代を掘りおこし、メジャーレーベルでリリースしちゃったという。こんなの売れる奴だからこそ許される試みやね。

33分全9曲という短さも、まさに80’s~90’sのアルバムを意識してる。ジャケットデザインも大理石の帯でしょ。これBobby BrownDon’t be cruelと同じ使い方よ。しかも同じ9曲で裏ジャケットも同じテイストでトラックリストな並んでいる。

bobby

dont-be-cruel-album-back

Bobby BrownといえばNew Editionで、しかも8曲目FinesseがNJSそのものであり、付け加えるとイントロは同じくNew Edition出身のBell Biv DeVoe-Poisonときたもんだ。

イントロ以外がこれまたBabyface-Tender LoverKeith Sweat- I Want Herを彷彿させる。
Teddy Rileyが多用していたオーケストレーションが入り、嬉し涙ちょちょ切れ。
Brunoは事実、Bobby Brown-Every Little Stepをライブでよくやっているので、このナンバーが出来上がるのも納得なのだが、凄いのが今の時代メジャーでNJSをやってのけるアーティストがこいつしかいないというところだ。

どのナンバーが何のオマージュというのはキリがないのでやめておきたいがw。
全曲いいので、切り刻む。
Chunkyのコーラスに女性ボーカルを入れてるところがKut Kloseを使うKeith Sweatっぽい。このナンバー、ベースラインが本当にいいし、メロディー、コーラスともに最高。
JBっぽいPermを飛ばし、That’s What I Like。このナンバーも素晴らしい。楽曲がPretty Rickyっぽくスカスカでわざとチープなシンセを使っているのだが、ボーカルグループのような仕立てで後半の盛り上げ方にも身震いする。

Versace On The Floor。バブル時代のブランドを身にまとう女性に今すぐ肌けてごらんという、この24K Magicに相応しい歌誌である。また楽曲がいい。ブラコン時代のような合間のギターフレーズやMichael Jacksonを彷彿させるボーカルワーク等、いろんなあの時代の煌くものが凝縮されている。どこかでFreddie Jacksonのナンバーっぽいと記されていたが、オッと思った。そういえばRock Me Tonightの音っぽい。HUSHプロダクションの時代はこんな音だったぞ。

ラストのToo Good To Say GoodbyeBabyfaceがプロデュース。ブルーノがHe’s My Heroと尊敬してやまないBabyfaceと仕事だ。そら製作の時点で熱く入り込んだろう。美しいメロディー、透き通るコーラス、熱いブリッジ、泣けるエンディング、まさかまさかのBabyfaceとBrunoとのナンバー。

いろいろと何かに似ているって思い出させるのは、故意に仕掛けているのではないかなって思うな。これはR&B,Soulファンをニヤリとさせるご褒美なのかな。

最後に。ここまでやってのけるアーティストは今ほかににいるんでしょうか。今のところ、いないようですね。

広告

Johnny Kemp / Johnny Kemp

IMG_4899

Johnny Kempが亡くなりました。モンテゴビーチで浮いてたのが見つかったようです。亡くなった週、カリブ海のクルーズ船で歌う予定だったようです。

最近ではTeddy Rileyが総指揮をしていたKeith SweatのSweat Hotelでのはっちゃけぶりが思い起こされますね。Teddy Riley、早速追悼でJust Got Paidを歌ったようです。80年代初期はMillie JacksonやGlenn Jonesのセッションミュージシャンとしても活躍していました。Change / Sharin Your LoveやBB&Q / All Night Longのアルバムではライターとしても仕事をしています。

このアルバムはわたしの大好きな1stアルバム。KashifやHoward Kingが製作に関わった、NY系ファンク名盤です。ビデオクリップ見てもこのひとダンスがはちゃめちゃなんですが、勢いはありますね。

若くして亡くなり残念です。安らかにお眠りください。

Blackstreet.2 / I Luv Her (My Christmas Girl)

iluvher

俺も記念に貼っておこw
Teddy Rileyから今年最後のプレゼント(ライブに行きはる方にはダブルですかな)、Blackstreet(BS2)の新曲です。
最初聴いたとき、なんじゃこりゃと思ったんですが、クリスマス限定R&Bナンバーと考えればプリティな感じでええんではないでしょうか。なにげに繰り返し聴いてしまいます。

9*1*1 / The Pressure (Advance Remastering)

Teddy Riley プロデュースお蔵入り盤、911のCDは紹介済みですが、更にリマスターされたCDが届きました。今回届いたものもCD-RでなくCDでした。
セラーが暖めていた音源を少しチューンナップしたという案配でしょうか。
しかし、実際に先に手にいれたアドバンス盤と聞き比べてみたのですが、まったく違いがわかりませんwww
基本、この手のお蔵入り盤に比べると相当音がいいんです。mp3をエンコードしたようなしょぼい音ではないので驚き。だからリマスターといっても細かいことまで・・・

このアルバム、以前よりグレードアップした部分はまずはジャケット。少しセピアがかった写真に無難なロゴ。以前より数段リファインされています。
1曲 In A Magazineがラストに追加されています。
リマスター部分は、うーむ、やっぱ、わかりません(笑)

__________________________________________
関連記事:
9*1*1 / The Pressure (Advance) 

9*1*1 / The Pressure (Advance) 

9*1*1(以降邪魔くさいので911)のお蔵入り盤。Teddy Rileyプロデュースです。
現在、Teddy Riley好きな日本人はどんどん手に入れてるのではwww

911に関しましては指折りのテディフリークであるAZさんから情報を拝借。アドバンス盤をいち早く入手されてたのもAZさんでした。
わたしは乞食のごとく海外のとあるサイトよりDLしてmp3で聴きました。タダでしたがwこれは素晴らしいナンバー揃い!と感動したものです。同じくテディがらみのdGより好きになりました。そうしてるうちに沸々とフィジカルで欲しくなり、やっと手にしたしだい。

 

911は94年くらいに結成された3人組。メンバーは元Basic BlackのWalter “Mucho” Scott ,Darrell “DEZO” Adamsの二人と、ソロ作もリリースしているRobert”RAab”Stevensonからなります。Basic Blackはニュージャック好きならみんなご存知でしょ?
テディライリーが911の制作に関わったのはどういったきっかけなんでしょうか。GUYの前座をしていたのはBasic Blackですし、Gene Griffinのレーベルに所属してたので、ファミリーであったには違いないですね。
わたしがを知ったのはシングルCutieの存在ではなく、OSTのNothing To Loseに収めているIn A Magazineでした。Queen Penをフューチャーしたナンバーで、これからの活動が気になるような豪快なアッパーでした。それが・・・、どういった理由なんでしょうか、テディお得意のお蔵入りに。

さてトラックですが
01. Intro
02. Cutie
03. Higher
04. Spend Some Time
05. Recognize
06. Love Is For Real
07. Catching Feelings
08. The Ride
09. Do You Right
10. Misery
11. Something About The Way
12. Say It Again
13. Pressure
14. Rescue Me
15. I’ll Go
の15曲。

01~05までがテディらしいたたみかけニュージャック。なんと06からラストまでの10曲がミッドスロウというグループ好きにとっては理想の配分。
半分以上がスロウというのが感涙です。クールなテディのトラックに、アーロンいやアンクルチャーリーのような節回しを存分に聴かせてくれるリード、おそらくDarrellかな。あとのふたりも相当歌えます。
Spend Some TimeとRescue Meは後にGUYIIIに使われたナンバー。MiseryはBlackstreetのFinallyに後に使用されたナンバー。とテディはけっこう使い回ししてるんですよね。自身のお蔵ソロ作にも後にお披露目になったものもあるし。Say It AgainはIsley BrothersのMake Me Say It Again GirlのカバーでRam-Zもカバーしてるようです。
と、このあたりの情報は先にAZさんが紹介済み。またこのアルバムにもナンバー別にクレジットと以上の紹介があり、アドバンス盤が未来のリリースを告知せんやろ!と非常に丁寧なブート盤となっておりますw。
8ページに渡り911について語り尽くし、メンバーでもないのにテディライリーの紹介が凄まじいw。スタジオでのイラスト(これファンが贈った絵をコピっとるw)まで1ページ裂いてるし。
いやはや、ただRに焼いただけというブート盤でなく、CDプレス。流れてた音源は1曲1曲ファイルになったものですが、CDは流れるように音が繋がっており、無用に1曲が切られた感がありません。そしてこの圧巻の手作り感満載のスリーブw、これならブートでもお金を払いたくなります。

Darrell “DEZO” AdamsとRAabは現在ボイストレーナーとしてご活躍のようで。DarrellはもっともWhitney、Dave Hollister、Keith Sweatなどの制作にも関わってるプロデューサーでもあり裏方で成功してるようです。
_______________________________________________
関連記事:
9*1*1 / The Pressure (Advance Remastering)

JUICE / O.S.T.

OST(オリジナルサウンドトラック)がそこそこ楽しめるので、数枚ストックがあります。
なにげにアルバム通して統一感があったり、お蔵入りアーティストがそれだけ参加していたり、けっこう楽しめるんよ。これからちょくちょく記事にしていきます。

今回はJuice。
これは2pacのギャング映画やったかな。観たことすら忘れてるけど、サントラはTeddy Rileyの名曲があるので買った記憶が。Tammy LucasをフューチャーしたIs It Good To Youが3曲目に。いや、何度聴いても明るくかっこいいナンバーです。音数少ないので、スネアの音がちょー気持ちいい。ブリッジでスネアの音が変わるんよよね。ほんまかっこええわ。
あとはラップナンバーがほとんどなんやけど、Aaron HallもDon’t Be Afraidで参加。これ12inchもイカしてまっせ。
あとはGrandmaster FlashのRahiemのナンバーがスムースでよろし。

Boyz II Men / Twenty

体力下降気味。10月から年末まで、余裕なし。CDは自宅に到着するも平日は未開封w。そんな自分のうわごとタラタラ書いても、読んでくださる方はおもろないやろしやめとこ。
だいたいレビュー中心の記事は、集中して音聴かないと書けないこと多いし、さわりだけ聴いての感想は薄っぺらいものになりがち。音を楽しむ時間を早くつくりたい。

このBoyz II MenのTwentyも先月には届いてたんやけど、今、ちゃんと聴いてみた。
情報どおりのビッグプロデューサー集結。しばらくしょうもない日本企画盤やカバー集でお茶を濁していたような活動やったけど、今回は結成20周年とあって本気が伝わる。ただ、日本盤はEXILEのATSUSHIをフューチャーしたボートラ付ということで、アルバムの世界観を台無しにしてるので、海外盤をすすめる。

Teddy Riley作が冒頭に。最近、ロッキッシュというか、Lady Gagaや少女時代wのナンバー制作にもみられるようにR&B度低めな楽曲に。尖ってるとは思うが、私的にはあまり好きではない。メンバーにとっては久しぶりなので挑戦的なことをやりたいというところやろうけど。グループの成り立ちにそぐわないような気がする。それよりも、Tim & MobのSo Amazing、BabyfaceのI Shoulda Lied等のメロディラインがホロリとさせられる美しい楽曲に絶妙にマッチするのが彼らやと思う。Disc1には肝心はJam&Lewis作はなかったのでエッとなったが、彼らの代表曲の焼き直し盤であるDisc2のラストに”Not Like You”というナンバーが”Bonus New Classic”という名目で鎮座していた。これは「今までのヒットナンバーに続いてこれもマスターピースになるんだ」って、メンバーが、Babyfaceに次いで支えてきてくれたプロデューサーふたりへの賛辞ともいえる構成に、あえてしたんやと思う。

Guy / Let’s Chill

今週は一週間早かったです。というかこの1ヶ月ほどは、なにやら体力の使う仕事内容でしたので、バテ気味に進み、あっという間といった感じです。既に今年は半分を過ぎていますし、さらに、課題を持って、過ごしていきたいですね。

さて、きょうはGUY。
現在のGUYはホール兄弟のふたりです。Teddyとは喧嘩別れしていますので、しばらく3人での復帰はないでしょうね。TeddyはEssence Music Fes.のBlackstreetライブパーフォンス後、Blackstreetとしてのアルバム制作に勤しむ予定だとか。信じてええんかな(笑)
このLet’s Chillのシングルにはトラック、ボーカルともバージョン違いが3曲入っており、ファンには是非押さえて欲しいものです。特にChilled Vocal VersionはAaronがかなりアレンジして歌い上げています。

Wayne Hernandez / Telepathic

 

Wayne Hernandez / TelepathicはEpicから1987年にリリースされた作品。

実直なボーカルが好感のもてる英国のシンガー。
ただリリースされた87年はサウンド的には低迷期。ニュージャック手前は流麗なダンサーものがほんとに少ないのだが、このWayneも素材を生かせてない大袈裟なサウンドに終始している。
それは非常に残念なことだが、唯一のバラッドSay(You Want Me Tonight)の深いボーカルが素晴らしい出来。
地声は低音で、忽然とファルセットを絡ませる後半がクライマックスか。
それにしても仰々しいオーケストレーションの連打。Teddy Rileyが計算して使用するまでは封印して欲しかったな。

Bobby Brown / Don’t Be Cruel

 

Babyface / Tender Loverとともに当時、聴きまくった、そして踊りまくった(嘘)アルバム。
まぁ、その時は誰と会ってもニュージャックの話。得意先のバイヤーが夜DJやってて、New Jackをかけていたようだが、更にオンナもかなりはべらしてらしく、羨望と軽蔑のまなざしで接していた記憶がある(笑)。

Don’t Be Cruel,Roni,Rock Wit’cha,Every Little StepがBabyface,My Prerogative がTeddy Riley(クレジットはGene Griffin)と製作陣も凄まじい。
特に当時のBabyfaceのキレ具合はこの前の日本代表のMF、大久保くらいであった(笑)。ニュージャックからオールドスクール、スウィートソウルまですべてをFace風に仕立て、次のJohnny Gillでの仕事ぶりを含め、業界の中心であった。

後にリミックスアルバムなども出たが、やはりオリジナルが一番、好きなのである。